sistail
ブログ一覧に戻る
ホームページ改善全国

ホームページはリニューアルすべき?部分改善でよい?問い合わせを増やすための判断表

7分で読めます

問い合わせが来ないという理由だけで、ホームページ全体を作り直す必要はありません。まず「見つけてもらえているか」「依頼できる内容が伝わるか」「迷わず連絡できるか」を確認します。 問題が特定のページに限られるなら部分改善から、サイト全体の構成や更新環境に及ぶならリニューアルを検討します。

この記事では、今あるホームページを活かすか、作り直すかを判断するための確認表を紹介します。 制作会社への相談時にも使えるよう、先に整理する情報と、見積もりで比べる項目をまとめました。

部分改善かリニューアルかを判断する表

まずはご自身のスマートフォンで、初めて訪れたお客さんのつもりで確認してください。

ホームページの状態と、最初に検討する対応
今の状態最初に検討する対応確認すること
一部のサービス説明や料金情報が足りない該当ページの部分改善対象のお客さん、依頼できる範囲、費用の決まり方が分かるか
連絡先が見つからない、リンクが動かない相談導線の修正スマホから連絡方法を選べるか、リンク先が正しいか
事業内容が変わり、メニュー全体が実態と合わないサイト構成からの見直し残すページと新しく必要なページを整理できるか
全ページがスマホで読みづらい共通デザインの改修と全面更新を比較共通部分の修正で解消するか、仕組みから変更が必要か
更新権限がない、必要な変更ができない管理状況の調査権限の引き継ぎで対応できるか、移行が必要か
訪問者が少なく、原因も分からない検索・アクセス状況の確認検索で表示されているか、狙ったお客さんが来ているか

この表は検討の入口です。たとえばスマホ表示の問題も、共通の文字サイズを直せば済む場合と、 古い仕組みの制約で大きな改修が必要な場合があります。見た目だけで工事の範囲を決めず、原因を確かめます。

見積もりを頼む前に確認したい4つのこと

1.見つけてもらえているか

Search Consoleでは、Google検索で表示された回数やクリック、検索語句を確認できます。 お店や会社の名前で来る人と、サービスを探して初めて来る人を分けて考えてみてください。 検索流入が少ない場合、デザインの変更に加えて、サービス説明や検索されるテーマの整備が必要かもしれません。

解析が未設定の場合は「流入がゼロ」とは判断できません。計測できていない状態と、 計測した結果がゼロの状態を分け、まず確認できる範囲を整理します。

2.自分が依頼してよいサービスだと分かるか

サービスページに、対象のお客さん、対応地域、具体的な支援内容、費用の考え方、依頼後の流れはありますか。 「幅広く対応します」だけでは、小さな修正を頼めるのか、毎月の運用まで任せられるのかが伝わりません。 実際に対応できる範囲を具体的に書くことから始めます。

3.相談したいときに連絡できるか

記事やサービス説明を読み終わった場所から、相談窓口まで進んでみてください。 ボタンの文言だけでなく、移動先、入力の手間、返信方法まで確認します。 資料のダウンロードや自己診断を使わず、直接相談できる経路も用意すると、依頼を検討している人が進みやすくなります。

4.公開後に必要な変更を続けられるか

文章や写真の差し替えを誰が担当するか、更新権限は誰が持つか、どの変更に追加費用がかかるかを確認します。 新しく作っても、必要な情報を更新できなければ同じ悩みが残ります。公開後の保守・管理の確認事項も、制作範囲と一緒に整理してください。

リニューアルでも残すべきものを先に決める

全面リニューアルを選ぶ場合も、これまでのページを一律に削除する必要はありません。 検索から読まれている記事、実際の相談につながったページ、よく参照される説明を確認し、引き継ぐ内容を決めます。

  • 残すページとURLを一覧にする
  • URLを変える場合は、旧ページから対応する新ページへの転送を設計する
  • サイト内のリンク、問い合わせ先、計測設定を確認する
  • 公開後も旧URLと新URLの検索状況やエラーを確認する

GoogleはURL変更を伴う移行で、対応表の作成、転送の設定、移行前後の監視を案内しています。 見積もりでは「新しい画面を作る費用」だけでなく、これらの引き継ぎ作業が含まれるかも確認しましょう。

相談時に伝えることは、まずこの4点

最初から仕様書を完成させる必要はありません。分かる項目だけ整理すると、相談の論点が揃います。

  1. 現在のサイトURL:まだサイトがなければ、その旨を伝える
  2. 増やしたい依頼:どんなお客さんに、何を相談してほしいか
  3. 困っている場面:見られない、内容が古い、連絡が来ない、更新できないなど
  4. 条件:希望時期、予算の目安、自分で更新できる範囲

解析画面や問い合わせ記録を共有する場合は、必要な数字だけに絞れます。 お客さんの氏名やメールアドレス、相談内容そのものを、そのまま送る必要はありません。

提案は総額と「どこまで実行するか」で比べる

部分改善と全面リニューアルは、対象範囲が違います。金額だけを並べず、 原稿作成、写真、既存ページの移行、スマホ表示、計測、公開後の更新について、含むものと含まないものを揃えて比較します。

また、改善後に何を見るかも決めておきます。検索のクリック数は入口の指標、LINEのクリックは連絡しようとした行動です。 実際の問い合わせ、見積もり、依頼に進んだ件数と分けて振り返ることで、次に直す場所を考えやすくなります。

よくある質問

見た目が古いだけなら、作り直さなくてもよいですか?

見た目に加えて、読みやすさ、情報の正確さ、連絡のしやすさ、更新できるかを確認してください。 支障が一部に限られるなら部分改善が候補です。事業内容とページ構成が合っていない場合は、構成から見直します。

アクセス解析がなくても相談できますか?

まずサイトURLと困っていることを整理してください。画面や説明内容から確認できることもあります。 ただし、訪問者の数や離脱の原因については、計測データなしに断定しないことが大切です。

リニューアルすれば検索順位や問い合わせは上がりますか?

作り直しただけで上がるとは限りません。検索されるテーマ、支援内容、お客さんが依頼を判断できる情報、 相談導線を合わせて確認し、公開後の結果を見ながら改善します。

参考資料

自分のお店でも考えてみたい方へ

HPの見直しを、お客さんの動きに合わせて。

ページの改善点が見えたら、どこから来た人が何を知り、どう連絡するかも確認します。HP・Googleマップ・SNSの役割を、ひとつの流れで考えられます。

まず、手元で整理できること

HPを初めて見たつもりで、料金の目安から問い合わせ先までたどってみる。

HPを集客につなげる考え方を見る →

トップページで全体像と無料ガイドをご案内しています。まだ依頼の予定がなくても読めます。

全体像を知っている方は、実践シートへ

発信:宇都宮 芳希|地域サービスの新規集客を仕組み化